- 自然言語処理がどう営業に役立つのかイメージできる
- 自社メディアのタイトルや本文を分析でき、”効果のある”切り口を提案できる
- 他のメディアと比較して”客観的にどう違うのか”を説明できるようになる
この前処理の前準備としては以下の記事を参考にしてください。可視化ツールは、プログラミングなしでできるKHcoderと、ユーザーローカルなんかがいいかなと。作り方はまたのタイミングで書きたいと思いますがこの下リンクをざっと見ればそんなに難しくないと思います。
データ抽出
・【10分でできる!】Googleスプレッドシートで簡単スクレイピング
この2つはググれば使い方いっぱいでてきます。
KHcoderでの共起ネットワークの可視化方法
このスライドシェアがわかりやすかったです。Khcoderさんより。
モチベーション
まずは課題あるあるから。
-クライアント「今回のタイアップさ、デザイン押しがいいんじゃね?」
-営業「いいっすね!それでいきましょう!やっほい受注!」
-編集部「それうちのメディアに合わないよね?もっかい詰めてこい」
-営業「でもクライアント的には・・・」
こういうやりとりでだいたい2,3週間ぐらい切り口についてみんなで考える。そしてどちらかが折れるか、間をとったような内容になる。んー無駄ですね。
もちろん内容をつめることは大切ですし、そもそもそこを取り持ってベストを探すのが営業だと思います。でも、実際のところ何もファクトがない状態でこんな議論を繰り返しても、無意味です。そんな時に下のようなデータなりグラフがあれば多少議論が進むと思います。
とりあえず完成品と、どう使うか
※データなり数字なりはかなり適当です。僕が前職アウトドアメディアを扱っていたのでそれを題材に。この記事も参考に。【10分でできる!】Googleスプレッドシートで簡単スクレイピング
まずはどんなキーワードが、ヒットしやすいのか、どんなキーワードが外れやすいのかを可視化しましょう。ヒット記事は2のフラグを、まあまあ記事は1、アウト記事は0のフラグにして、それぞれの特徴的なキーワードを抽出します。
この図で行くとこんな会話ができるかもしれません。
-営業「アイテム系は当たりやすいんすよ!でもアクション系は微妙っすねー。」
-クライアント「ほうほう。ではモノ視点の方向性がいいということだね。それでいこうじゃないか!」
こんな感じで方向性がさくっと決まるといいっすよね。
他にもこんな最高な会話が生まれるかもしれません。
-営業「”活用”ってキーワードがはまるんすよね。うちのデータ的に。」
-クライアント「なに!データ活用なんてやってんのか!もう任せちゃうわ!ポイッ!」
次は、別のメディアと比較して、”自社の特色”を具体的にファクトを持って説明してみましょう。
この図でいくとこんな会話ができるかもしれません。
-営業「うちのメディアの特徴はHowToなんすよ!おしゃんてぃ系じゃないんスよ!」
-クライアント「ほうほう。もう編集部に任せちゃうわ!ポイッ!」
このように方向性がさくっと決まるといいっすよね。
他にも、受注前に他のメディアとの差別化として使えるかもしれませんし、自社のPV数やSNSのシェア数などのデータがあれば、それを紐づけて特徴的なキーワードを出してもいいかもしれません。
細かいこと ロジック
ここまで読まれて、なんかやってみたいけど、どんなロジックなの?と気にしいの方は下記のスライドがわかりやすかったのでおすすめです。これ以外にももちろんいろんなロジックがありますが、khcoderの共起ネットワークはこれ。またまたKhcoderさんのスライドシェアから。
他にもこれとかもわかりやすいかな?
http://cogpsy.educ.kyoto-u.ac.jp/personal/Kusumi/datasem13/oka.pdf
やってみると以外に簡単な割に、結構ちゃんとファクトベースでの提案に有効です。
是非やってみてください!
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